2019年2月7日、テラドローンは、インドネシアのUAVサービス企業であるAeroGeoSurvey (バンドン・インドネシア、 CEO/マイケル・ウィシュヌ・ワーダナ・サイアジアン)と出資契約を締結し、Terra Drone Indonesiaを設立することを発表した。

握手を交わす羽渕毅氏 (海外事業開発本部 東南アジア事業統括) とマイケル・ウィシュヌ・ワーダナ・サイアジアン氏 (AeroGeosurvey Indonesia代表)

 今回テラドローンが出資したAeroGeoSurveyは、UAVを活用した写真測量を中心に、オイル&ガス分野等の点検・監視サービスの他、UAV事業者向けの研修やコンサルも実施するインドネシアを代表するUAVサービス企業である。インドネシア国内の大手企業から同国に進出しているグローバルトップ企業まで多数の顧客向けに豊富なサービス実績を有している。

 今回の出資によってAeroGeoSurveyが有する経験やインドネシア全土における幅広いネットワーク、及びテラドローンが持つ3次元測量ノウハウや従来のUAVレーザーに比べ約1/2~1/3の価格ダウンを実現したオリジナルLiDARシステム「Terra Lidar」等の最先端技術を組み合わせることで、サービスの高度化を実現すると共に、今後は建設、都市計画、電力、農業、マイニングといった更なる幅広い分野に対するサービスも展開していく、と展望を述べた。

自社開発による最新のUAV LiDARシステム「テラライダー」

 また、Terra Drone Indonesiaでは、インドネシアを起点としてテラドローンのグローバルネットワークも活かしながら東南アジア各国への事業展開・技術者派遣等も進めていく、としている。