2018年11月14日、Telloミニドローンを製造するRyze Techは、プログラミング教育用ドローン「Tello EDU」を発表した。プログラミング言語がさらに追加され、ドローンの編隊飛行が可能な本製品は、教育の機会を拡大を目的としている。Tello EDUは、DJIオンラインストアstore.dji.comとAppleオンラインストアapple.com、および全世界のAppleストアストア(一部地域を除く)で販売が開始される。

 Tello EDUはScratch、/Swift、/Pythonでプログラミングが可能であり、ドローンが認識・反応できる経路上の地点情報として使える4枚のミッションパッドが同梱されている。また、ビデオストリームデータへのアクセスが出来るできるため、その結果ジェスチャーコントロールのような高度制御のコーディングを学習することもできる。

 重量はわずか87g、HDカメラを搭載し、フリップやトリックが可能な飛行モードも備えている。さらに、Tello EDUには学生や児童向けのバーチャルミッションに挑戦する専用のアプリもあり、AppleのSwift Playgroundsアプリには「Tello Space Travel」アドベンチャーも用意されている。

 さらにTello EDUは、DJIとIntelという主要なテクノロジーが搭載されている。搭載されたIntel® Movidius™ 視覚処理ユニット(VPU)により、Tello EDUのビジョン ポジショニングをサポート。その場でホバリングし、安定性と安全性を確保する。また、フライトコントローラーとビジョン ポジショニング システムは、DJIの大型ドローンに採用されている業界トップのテクノロジーに基づいている。

価格と販売時期

小売価格:16,800円(税込)
販売元:DJIオンラインストア、store.dji.com、Appleオンラインストアapple.com
商品内容:製品パッケージには、ドローン本体1台 x1、予備プロペラ(予備) x2組、プロペラガード1セット、ミッションパッド x4枚、バッテリー x1個、1、USB充電ケーブルx1本が同梱されています。Tello EDUは、GameSir T1d Bluetoothリモート(別売)にも対応

詳細情報:https://www.ryzerobotics.com/tello
Tello EDU紹介映像の動画:https://youtu.be/FVYxxHn8R-k