市場拡大に向けた3つの取組み
最初にJUIDA理事長鈴木氏から同団体の活動説明があり、資格取得者が順調に増えていること、スクール運営の現状や環境整備について説明された。また、理事・事務局長の熊田氏からはJUIDA認定スクールの事業方針が発表され、市場創造、安全対策、教育事業の3つに取り組んでいくと述べた。
市場創造 | JUIDA公認技能テスト(16歳~)、 ジュニア(7~16歳)ライセンスを導入 |
安全対策 | 新カリキュラム、新テキストの導入、 講師養成講座新カリキュラム導入 |
教育事業 | JUIDA SCHOOL AWARD新設、 会員ログインサイトオープン |
ドローンの市場拡大のためには新規プレイヤー参入が必要であり、安全な運航のためには環境整備やルール作りが重要である。特に市場創造に力を入れており、ジュニアライセンスの導入や会員ログインサイトオープンが発表された。なお、詳細については後日発表される。
JUIDA認定スクールの取組み
JUIDA認定スクールの取組み発表、及び表彰式が開催された。取組みは、ドローンスクール静岡、ドローンスクールNDMC、岩手ドローンスクールによって発表された。
ドローンスクール静岡
スクール事業運営とスズメバチの巣駆除ドローン「ホーネットバスター」がMCPCアワード優秀賞を受賞したことが紹介された。
ドローンスクールNDMC
今月で3年目を迎える同校は、静岡市、浜松市、長野県伊那市の3校に加えて大分県日田市にスクールを新たに開設すると発表した。また、講習の5日間で講師が教えられることは何か、に重点を置きヒューマンエラーを防止し安全対策の習慣化を支援するスタディログを付けられるアプリを紹介した。
岩手ドローンスクール
自動車学校で今まで培った教育ノウハウや教室の利活用はドローンスクールと親和性が高いと考えられることから、陸から空へ、ドローン人材教育に向けて全国自動車学校ドローンコンソーシアム(ジドコン)の紹介がされた。
最後に、Japan Drone 2019(ジャパンドローン2019 第4回)の開催概要について同運営事務局チーフディレクターの岩倉氏より説明された。2016年から徐々に来場者は増え、2018年には1万人を突破した。2019年は、よりビジネスにフォーカスした新開催スタイルを意識し平日の水~金曜日に開催される。展示会場内にカンファレンスが設置され移動なく会議ができることや出展者とバイヤーが事前にアポイントを取れるビジネスマッチングを導入したことがみどころとして発表された。
【ジャパンドローン2019(第4回)開催概要】 | |
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名称 | ジャパン・ドローン2019|第4回 Japan Drone 2019 -Expo for Commercial UAS Market - |
会期 | 【国際展示会】2019年3月13日(水)~ 15日(金) 【国際コンファレンス】3月13日(水)~ 15日(金) 【フライトショーケース】3月13日(水)~ 15日(金) |
会場 | 幕張メッセ |
主催 | 一般社団法人日本UAS 産業振興協議会(JUIDA) |
共催 | コングレ、スペースメディアジャパン |
出展者数 | 200社・団体(予定) |
来場者数 | 15,000名(予定) |
入場料 | 2,000円(税込)※ただし事前登録者、招待状持参者は無料 |