2018年10月5日、マプコンは、自社開発GISパッケージ商品「PC-MAPPING HT」に、ドローン(UAV)の飛行計画を作成できる機能を追加してリニューアルしたことを発表した。

 最近注目の高いドローン(UAV)は、撮影や土木測量建設現場の利用だけでなく、災害時の緊急対応や防災情報の収集など幅広く活躍が期待されている。しかしながら、普及とともに事故が増加していることも事実であり、その原因のひとつに飛行計画の精度の甘さがある。そこで同社では設立以来、地理情報システムの開発を行っているノウハウを用いて、地理情報を使って精度の高い飛行計画の設計ができる機能を開発した。

 特に高さデータを加味した計算には注力されており、以下のような他にない独自の機能を備えている。
・撮影結果に隙間がでないよう標高差を考慮したルート設計
・ドローン特有の飛行形態である、地形の表面に沿った飛行ルート設計 など
さらに、写真撮影だけでなく3Dレーザーのルート設計も行うことができ、これからの幅広いドローンの業務をサポートする。

UAV飛行計画コース設計詳細  (http://www.mapcom.tokyo/galleries/pickup_1/index.html