2018年10月9日、半導体製造装置のトータルソリューション企業であるKMTは、九州エリアの農家向けドローンサービスの本格展開を2019年1月(予定)に開始することを発表した。これに先立ち、同年10月10日(水)~12日(金)に開催される国際次世代農業EXPOに、同サービスを展示する。

圃場における収穫数量の予測・調整、生育管理 ※イメージ

ドローンによる農業分野へのサービス

 同社では、半導体製造装置のトータルソリューションサービスを提供してきたが、これまでの実績とノウハウを活かした新規事業の第一弾として、農業分野でのドローンによる圃場(ほじょう:農地)のビッグデータ解析ソリューションサービスを展開していく。

 農業分野は、品質管理等これまで多くの人的資源が必要とされ、収量予測も難しかった。同社はこの分野でドローンによるビッグデータ解析ソリューションを活用することで、新しい形の農業を提案していく。

サービス概要

 契約農家を多く抱える農業法人を対象に、農業専用ドローン(特殊カメラ内蔵)であるParrot社「BlueGrass」と、農業専用ソフトウェアであるPix4D社「Pix4Dfields」をセットで提供する。

 農業法人は、契約農家ごとにドローン1セット・ソフト1アカウントを提供することで、各契約農家の圃場(ほじょう)における収穫数量の予測・調整、生育管理の「見える化」を実現できる。ドローンを使用したデータ解析による作物生育プラットフォームの形成をサポートする。

1.機材/ソフトの販売・リース提供
2.ドローンの飛行講習やソフトウェアの使用講習
3.アフターサポート
         などの運用面を全面バックアップをする。

※サービス開始日時 2019年1月(予定)

国際次世代農業EXPOへの参加について

 2018年10月に開催される国際次世代農業EXPOに、同サービスを展示する。

・日時  :2018年10月10日(水)~12日(金)
・場所  :幕張メッセ
・展示内容:農業法人向けドローンソリューション

・国際次世代農業EXPO:http://www.agri-next.jp/tokyo/
・KMTページ:https://exhibitor.reedexpo.co.jp/FGEX/search/tokyo/jp/detail/?exbitid=666&exid=4