Japan REITは、高木ビルとの共同事業で、初心者からドローンレーサーまで幅広くドローン操縦を楽しむことのできる室内マイクロドローンサーキット「空人(SORAJIN)DRONE FIELD」を2018年7月5日(木)麻布十番高木ビルにオープンした。

空人(SORAJIN)DRONE FIELDホームページ:
https://dronerace.sorajin.work/

 空撮などを中心に市場規模の拡大をみせているドローン業界だが、世界的には将来のプロスポーツ化が見込まれているドローンレースに注目が集まっている。
 しかし、国内においては手軽に練習ができる場所も少なく、また法律によるハードルが高いため競技としての認知度はまだまだ低い状況にある。
 そのような状況を打破し、ドローンレース文化の普及とドローンレーサーの発掘や育成に貢献したいと考え、Japan REIT社内のドローン事業チーム:空人(SORAJIN)を中心に、一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)監修のもとで空人DRONE FIELD構想を立ち上げられた。

一般社団法人日本ドローンレース協会(JDRA)ホームページ:
https://www.jdra.or.jp/

初心者からマイクロドローンレーサーまで幅広く楽しめるスペースに

 空人DRONE FIELDでは、基本的な操縦技術や飛行ルールについてはスタッフが指導するため、ドローン操縦経験の無い初心者でも安心して楽しむことができる。またマイクロドローンの機体を持っていない場合にはレンタル機体を使用し、実際にドローン操縦体験することも可能である。
 施設内にはレースコースも常設されているため、マイクロドローンレーサーにも操縦技術のトレーニングを行うスペースとして活用することができる。

イベントやセミナーの実施、機体やパーツの販売も

 空人DRONE FIELDは、マイクロドローンレースや寺子屋などのイベントや各種セミナーを実施する予定だ。寺子屋イベントではドローンを一から組み立て、実際に飛ばすことで、ドローンに対する理解を深められる。レースイベントではドローンレースの魅力を肌で感じてもらい、ドローンレーサーを目指すきっかけにしてもらいたい、との趣旨がある。 店頭ではマイクロドローンの機体や各種パーツの販売も行っており、ドローン飛行体験後にマイクロドローンレースに興味を持ったユーザーに対して、レーサーへの第一歩を後押しする環境が整っている。

ドローンを組み立てる「寺子屋」イベントの様子

高木ビルとの共同事業について

 室内マイクロドローンサーキット「空人DRONE FIELD」の運用スペースとしてJapan REITが考えたのは、都内にある空き物件だ。レース用のコース設置は比較的簡単にできるため、テナントが決まっておらず数ヶ月空いているスペースに空人DRONE FIELDを導入する。
 ビルオーナーに場所を提供してもらい、Japan REITはコンテンツを提供する、そこでの収益を折半することで物件が空いてしまっている期間を有効活用するという事業モデルである。

 空人DRONE FIELD@BIRTH AZABU-JUBANはまさにその第一歩。高木ビルはBIRTHプロジェクトとして『想いの種が芽吹き、成長していく始まりの場所』という理念を掲げ、多くのスタートアップ及び中小企業の成長を促す場所やサービスを提供している企業である。今回もドローンレース文化の普及とドローンレーサーの発掘&育成を視野にしたJapan REITの考えに賛同し、高木ビルが所有するBIRTH AZABU-JUBANにて共同事業としてスタートすることとなった。