ブルーイノベーションは世界でもトップクラスの技術を持つShenzhen AEE Technologyと連携し、「オリジナルドローンによるパイロット支援システム」を開発した。ドローンサービスを展開している企業へ向けて5月初旬より販売を開始する予定だ。さらに3月22日~24日には、 幕張メッセにて開催されるJapan Drone展 ブルーイノベーションブースにてデモを披露する。

 ブルーイノベーションは、 警備、 屋内点検、 教育・安全、 エンタメ、 物流の5つのサービスの展開を図る、 ドローンの先駆的ソリューション・プロバイダー。複数のドローンを協調・連携させて複雑なミッションを達成させるソフトウェア・ハードウェアプラットフォームBlue Earth Platform(BEP)を軸としたサービスを展開している。こうした運用ノウハウを凝縮し、この度パイロット支援アプリを開発した。

アプリ操作画面

 「オリジナルドローンによるパイロット支援システム」には5つの特徴がある。

 1つ目はドローンの飛行ログと操縦ログの双方の取得ができる点だ。事故原因が人的要因なのか機械要因なのか判別することができる。飛行ログ、 操縦ログは、サーバーでの管理が可能だ。

パイロット支援システム

 2つ目は、3D表示機能。3D地図上での飛行ログの表示をすることで、操縦技術向上に向けた視覚的な工夫がされている。

 3つ目は、飛行ログと報告書作成(地図)との連携の簡易さだ。将来的には、飛行ログをそのまま国土交通省へ提出する報告書内の地図に表示が可能になる予定である。

 4つ目は、オリジナルデザインだ。世界に一つだけのドローンのカラーリングやロゴなどを施したオリジナルデザインドローンを提供している。

 5つ目は、ドローン機体の安全・安定性である。産業機体を設計、 製造しているAEE社製の高い技術を結集した新機体であるため、安定した飛行性能を誇り、 安全な飛行を実現する。

AEEドローン機体