関西電力と一般社団法人ドローン撮影クリエイターズ協会(DPCA)は2017年11月9日、ドローンの活用促進に向けて業務提携すると発表した。具体的にはDPCAのドローン操縦講習を関西電力の研修施設である「関西電力能力開発センター」で実施する。同センターには研修用に鉄塔や電柱、送電線が設置してあり、DPCAは電力設備を併設した場所でのドローン操縦講習会を実施するのは全国初としている。

今回の提携によって、この図に示したような分野への展開を目指す

 DPCAはこの講習で、増加しつつあるドローン操縦者の需要に応えるとしている。そして関西電力は、従業員の中でも業務をより高度なものにできるメンバーや、事業開発を牽引するメンバーにドローン操縦のスキルを身に付けさせることを狙っている。

 今後、関西電力とDPCAはドローンの自律飛行の検証や、充電設備設置に向けた検討などを共同で進めるとしている。