スカイシーカーは2017年8月9日、ドローンのさらなる活用とその成果を向上させて、社会に貢献することを目指して、日本大学工学部やDJI JAPANと提携した。スカイシーカーは、動物の生態系調査や物流といった分野にドローンを活用するための技術を開発し、その技術を他社に提供している。そしてスカイシーカーの事業活動には、DJI JAPANと連携協定を結んで、同社の機体を活用している。

 日本大学工学部は、橋梁などの社会基盤を点検、診断など、ドローンを活用した計測技術の技術開発に挑んでいる。また、福島県双葉郡葛尾村(かつらおむら)に出向き、ドローンの活用法を研究するなど、実地研究にも取り組んでいる。

 今回締結した協定では、以下の3項目について3者で協力し合うことを定めている。1つ目はドローンを活用した技術開発。2つ目はドローンを応用した実証や研究。3つ目はドローンの市場ニーズの把握とその結果を3者間で確実に伝達し合うこと。そしてもう1つ、日本大学工学部の学生をインターンシップで受け入れることについても協力するとしている。